森づくり・LEAF活動報告
伊達市 神愛幼稚園
更新日:2016年03月14日
伊達市 神愛幼稚園は昨年の寄贈先です。昨年子どもたちが室内でも遊べるようにと木のジャングルジムを寄贈しました。
寄贈後のLEAFでは外の放射線量の影響もあり、屋内でLEAFを行いました。
そして今年またLEAFの希望をいただき、今回は園庭+屋内で新たなアクティビティを行いました。
神愛幼稚園は伊達市霊山町に位置する周りを里山に囲まれた素敵な幼稚園です。裏には遊歩道のある小さな山があり、震災前まではよく登りに行っていたそうです。
園庭や周りの環境の除染も進み、現在は園庭では問題なく遊べるのですが、まだその山まで除染は行われていないとのことでした。
今回は園庭で「木になる体操」を行った後に「園庭から見える好きな木」を一本選んでよく観察してもらいました。
近くの木を選ぶ子もいれば、山の木を選ぶ子もいます。
その後、教室に入り自分の選んだ木の絵を各自描いてもらいました。クラスごとに描きあがった木の絵をを貼ると、クラスの森が出来上がります。
その後は、クラスごとに話し合って、その森の名前を決めてもらいました。
全員で森の名前を発表し、どうしてその名前にしたのかも教えてもらいました。
1時間の短いアクティビティでしたが、観察して、形にし、話し合って発表するというプロセスを幼稚園でも(3歳さんでも!)できたのが驚きで、嬉しかったです。